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Hi-STANDARD──27年ぶりのフジロック帰還が示す、日本パンクロックの現在地

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2026.07.30 Update

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引用元:Hi-STANDARD 公式サイト

この記事でわかること

  • 01.Hi-STANDARDは1991年結成、日本のパンクロックシーンを牽引してきた3人組バンド。
  • 02.インディーズとして異例のミリオンヒットを記録した『MAKING THE ROAD』など、数々の伝説的な作品を残してきた。
  • 03.2023年のドラマー恒岡章の逝去を経て、新体制で2026年のフジロックに27年ぶりに出演。

先日振り返ったフジロック2026の初日、27年ぶりの出演で会場を沸かせたHi-STANDARD。
改めて、このバンドがどんな歩みを経てきたのかを振り返りたい。

結成、そしてインディーズとしての快進撃

Hi-STANDARDは1991年、難波章浩(Vo・B)、横山健(Gt・Vo)、恒岡章(Dr)を中心に結成された。
1994年にミニアルバム『LAST OF SUNNY DAY』をリリースし、知名度を高めていく。
1995年の『GROWING UP』はNOFXのベーシスト、ファット・マイクがプロデュースを手がけ海外デビューを果たし、Green Day、The Offspring、NOFX、Blink-182といった当時のパンクシーンを代表するアーティストたちとアメリカ・カナダ・ヨーロッパをツアーするまでになった。

1997年には自主フェス「AIR JAM」をスタートさせ、日本のパンクロックシーンに大きな影響を与えた。
そして1999年、自主レーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」がメジャーから独立し、第1弾作品としてリリースされたアルバム『MAKING THE ROAD』は、インディーズとしては当時異例のミリオンヒットを記録した。

活動休止、そして東日本大震災を機にした再始動

2000年、3万人を動員したフェス「AIR JAM 2000」を最後に、Hi-STANDARDは活動休止に入る。
以降11年にわたり、メンバーはそれぞれソロや別バンドでの活動を続けた。

再びバンドとして動き出したのは2011年。東日本大震災の復興支援を目的とした「AIR JAM 2011」が横浜スタジアムで開催され、3万5000人を動員した。
2016年10月には事前告知なしで16年半ぶりの新作『ANOTHER STARTING LINE』を突如リリース。
2017年には18年ぶりとなるフルアルバム『THE GIFT』を発表し、2018年には千葉・ZOZOマリンスタジアムで「AIR JAM 2018」を開催するなど、活動を本格化させていった。

恒岡章の逝去と、新体制での再始動

2023年2月14日、ドラムスの恒岡章が急逝した。享年51。
YOSHIKI(X JAPAN)、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦・茂木欣一、OKAMOTO’Sのハマ・オカモト、RADWIMPSの野田洋次郎など、多くのミュージシャンから追悼の声が寄せられた。
同年2月23日、横山と難波の連名でバンドとしての活動継続が発表され、4月には恒岡の遺作となる新曲「I’M A RAT」が配信リリースされている。

そして2025年9月24日、The BONEZやPay money To my Painで活動してきたZAXがドラマーとして正式加入。
新体制として11月にミニアルバム『Screaming Newborn Baby』をリリースし、12月から全国ツアーを開催した。

27年ぶりのフジロック、その意味

2026年7月、Hi-STANDARDはフジロックフェスティバルに27年ぶりに出演した。
前回の出演は1999年。
約70分・全18曲におよぶステージで、ボーカルの難波章浩は「帰ってきたぜ。27年ぶりです」と会場に呼びかけた。

結成から30年以上、活動休止と再始動、そしてメンバーの逝去という大きな喪失を経てもなお、Hi-STANDARDは前へ進み続けている。
フジロックでの27年ぶりの帰還は、そんなバンドの現在地を象徴するステージだった。

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