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BABYMETAL──アイドルとメタルを融合させ、ついに自分たちのステージを持つまで

ユキ・ランドール

ユキ・ランドール

2026.08.27 Update

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引用元:BABY METAL公式サイト

この記事でわかること

  • 01.BABYMETALは2010年、アイドルグループ「さくら学院」の部活動「重音部」として結成された。
  • 02.最新アルバム『METAL FORTH』は全米ビルボード総合アルバムチャートで日本人グループ史上初のTOP10入りを果たした。
  • 03.サマーソニック2026では、25周年を迎えた同フェスのソニックステージを自らキュレーションするという大役を務めた。

2012年、まだ「SIDE-SHOW MESSE」という小さな出演枠に過ぎなかったBABYMETALが、2026年、サマーソニックのステージを自らキュレーションする立場になった。
アイドルとメタルという、本来交わるはずのなかった2つの文化を融合させたグループが、ここまで辿り着いた道のりを振り返りたい。

アイドルとメタルの融合という出発点

BABYMETALは2010年、学校をテーマにしたアイドルグループ「さくら学院」の部活動ユニット「重音部」として活動を開始した。
同年11月28日、「アイドルとメタルの融合」をテーマに正式結成。
初期メンバーはSU-METAL、YUIMETAL、MOAMETALの3人だった。
YouTubeで公開されたミュージックビデオ「ド・キ・ド・キ☆モーニング」は、海外から「なんじゃこりゃぁあ!!」という衝撃のコメントとともにアクセスが殺到し、日本国内よりも先に北米・南米・ヨーロッパ・アジアで話題に火がついていった。

2013年1月、シングル「イジメ、ダメ、ゼッタイ」でトイズファクトリーよりメジャーデビュー。
プロデューサーのKOBAMETALは、SU-METALの声について「クセの無さ」を強みとして挙げている。
安定した高音域をビブラートなしで出せ、歌詞がはっきり聞こえるという特徴が、BABYMETALのサウンドを支えてきた。

世界を驚かせたライブパフォーマンス

2017年4月、BABYMETALはイギリス・ウェンブリーアリーナにて、日本人アーティストとして初となるワンマンライブを開催。
2019年6月には、世界最大規模のロックフェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」に出演し、大きな話題を呼んだ。
2018年にはYUIMETALが脱退し、以降SU-METALとMOAMETALの2人体制で活動を続けてきたが、2023年4月、それまでサポートメンバー「アベンジャーズ」として参加していたMOMOMETALが正式に加入。
新体制のBABYMETALが始動した。

『METAL FORTH』、ビルボードTOP10入りという記録

最新アルバム『METAL FORTH』は、全米ビルボード総合アルバムチャートで第9位を記録。
これは日本人グループとして史上初のTOP10入りとなった。
この勢いに乗り、2026年8月5日には日本限定企画盤『METAL FORTH (DELUXE JAPAN EDITION)』をリリース。
世界的なダンスミュージック・プロデューサーのMajor Lazerによるリミックスや、ロンドン・ロサンゼルス・さいたまでのライブ音源を追加収録した内容となっている。
この夏は同作を携え、「LuckyFes ’26」「CANNONBALL外伝」、そしてサマーソニックと、日本の主要な夏フェスをトリとして駆け抜けた。

サマーソニックとともに歩んだ歴史

BABYMETALのサマーソニック出演は、2012年のSIDE-SHOW MESSEでの初出演に始まり、2013年から2017年(2016年は大阪のみ)、2019年、2023年、2024年(ボディスラムやブリング・ミー・ザ・ホライズンのステージへのゲスト出演)、2025年と、コロナ禍を除けばほぼ毎年続いてきた。
サマーソニックという場は、BABYMETALが自身の成長を日本のオーディエンスに提示し続けてきた舞台でもあった。

そして2026年、開催25周年という節目を迎えたサマーソニックで、BABYMETALはソニックステージを「SONIC “METAL” STAGE – Curated by BABYMETAL」として自らキュレーションするという大役を任された。
大阪会場では8月14日、東京会場では8月16日にそれぞれ実現したこの試みは、BEACH STAGE以外でアーティストがステージ全体をキュレーションする、サマーソニック史上初の企画だった。
ステージにはBABYMETAL自身に加え、mgk(マシン・ガン・ケリー)、ペンデュラム、Ave Mujica、ザ・ウォーニング、サウス・アーケイド、METALVERSEといった、国内外の多彩なメタル系アーティストが集結した。

部活動として始まったユニットが、世界のメタルシーンから認められ、四半世紀の歴史を持つ夏フェスの一角を自らの手で作り上げるまでになる。
BABYMETALがここまで歩んできた道のりは、それ自体が一つの物語だ。

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